自分で自分のわるぐちをゆう
大学時代、予備校でアルバイトをしていた。
10人ほどのアルバイトで業務を回すのだが、
ひとりだけ自分で勝手に余計な仕事を増やして
就業時間をのばす輩がいた。
当時の私のモットーが
「就業時間内に業務を終わらせることが、
チームワークを高め、社員の負担を減らす」
というものだったので
彼の行動とは真逆だったのである
(時給以上に働く気はなかった)
で、そのバイトの帰路で彼に対する愚痴を後輩と話していたのだが、
その時の自分の言い訳が
「自分も悪口いわれてもいいから、人の悪口もいう」
だった。
数年経って見返すと
うわあひどいぞこれ。
ひとのわるぐちをゆうのは、
「こいつはひとのわるぐちをゆうくそやろう」だ
というレッテルを自分にも貼ってるので、
自分で自分のわるぐちをゆってるにすぎない
まんまそれである。
当時の自分は自分で自分のわるぐちをゆっていたのだ。
どうりで正しいことを言ってるつもりでも
数年前と比べていまいち人望がなかったのである。
やはり陰で言って許されるのは
「批判」
だけだね。と全然懲りてない自分であった。
おわり